筋トレの効果を上げるメンタリズム5選

メンタリズム(心理学)の世界では、様々な研究や実験が行われています。
なかでも興味深いのが筋トレとメンタリズムの関係です。メンタリズムのテクニックを使うだけで、筋トレの効果をアップさせることが可能なのだとか、、、
今回は筋トレの効果を上げるメンタリズムのテクニックをご紹介します。
Contents
スクワットの効果を高めるメンタリズム
下半身の筋肉を鍛えるにはスクワットが一番ですね。しかし、何十回もやるのが面倒な人のために、イメージの力で回数を減らすメンタリズムがあります。
具体的には、スクワットの際、頭の中で上から落ちてきた巨大な岩石を押し上げている様子をイメージするのです。たったこれだけです。
なんともシンプルな方法ですが、私たちの脳は想像と現実の区別がつかないため、重いものを押し上げるイメージを思い浮かべるだけでも、実際の負荷と同じように足の筋肉が刺激されることが明らかになっているのだぞうです。
イメージの力って凄いですね。
スクワットで記憶力がアップ
メンタリズムの世界では記憶力を長期的にアップさせたいなら、スクワットで太ももを鍛えるのが良いと言われているんです。
太ももにある大腿四頭筋はカラダのなかで最も大きな筋肉で、脳から来る神経も集中しています。そのため大腿四頭筋を鍛えると筋肉のなかにある神経が刺激され、同時に脳の神経が刺激され発達していくそうです。その結果、脳から様々なホルモンが分泌されて、記憶力の強化につながるそうです。
ちなみに、大腿四頭筋のトレーニングは、うつ病患者の精神状態を良くするのにも使われており、メンタルの調子が悪い人にもオススメなのだとか。さらに、新陳代謝も良くなるのでダイエットにも効果的と言われています。
記憶力を上げたい時は、スクワットで大腿四頭筋を刺激するのが良いようですね。
プッシュアップの効果を高めるメンタリズム
こちらも前記したスクワットと同じく、イメージの力で簡単にプッシュアップ(腕立て伏せ)の効果を高められるのです。
具体的には、プッシュアップの際、頭の中で背中に重いタンスが乗っかっている様子を想い描くことです。たったこれだけで、実際よりも腕と胸の筋肉に大きな負担がかかるようになるのだとか。
スクワットと同様に、重いものが背中に乗っているイメージを思い浮かべるだけで実際に胸や腕がたくましくなることが、数々の実験でも証明されているのです。
実験によると、この状態で10回×1セットとして毎日5セットずつ行うのが最も効果的だったそうです。
体幹トレーニングの効果を高めるメンタリズム
体幹の筋肉は普通の筋トレでは鍛えにくい言われていますが、これまたイメージの力で効果的にエクササイズすることができます。
体幹トレーニングの基本は「プランク」と呼ばれるエクササイズですね。両肘を地面につけた姿勢で全身を伸ばし、そのまま3分以上静止するトレーニングです。
周りからは簡単そうに見えるのですが、実際にやってみると3分間はかなりツラいものです。
そこで、体感トレーニングの間、頭の中で高いビルとビルの間でプランクの姿勢をとっていると思い描くと良いそうです。これだけで、実際よりもコアに大きな負荷がかかるようになるそうです。
こちらも数々の実験が行われていて、この状態で毎日1分ほどプランクを行うのが最も効果的だったそうです。
食べ過ぎを簡単に防ぐメンタリズム
筋トレで効果を出すには、食べ物も大切です。とくに「食べ過ぎ」には注意が必要です。そんな時、食べ過ぎを簡単に防ぐメンタリズムがあるのです。
まず、日常食品の中には、実際のカロリーよりも満腹感を与えてくれる「ティーズフード(だます食材)」と呼ばれるものがあります。
ティーズフードにはアーモンドなどのナッツ類や、リンゴなどの低糖度のフルーツ類などがありますが、なかでも最も効果的な食材が「豆乳」なのです。
実は、食事の30分前に豆乳を飲むだけで食べ過ぎを抑えることができることが知られています。
豆乳に含まれるオリジナルの成分が脳の中枢を刺激し「いまは満腹だ!」という錯覚を誘導し、あたかも満腹になったかのように、自動的に心の状態を変えてくれるのだそうです。
豆乳ならタンパク質が豊富なので、筋トレ後のプロテイン代わりにも最適ですね!
まとめ
いかがでしょうか?簡単なメンタリズムのテクニックで筋トレの効果が上がるのなら、使わない手はありませんね。
とくに自宅で自重筋トレに励んでいる人は、ぜひ、お試しください。