【テストステロンの効果】モテホルモンを簡単に増やす方法

性欲・筋肉・精神面でのサポートを担う「テストステロン」という男性にとってかかせないホルモンは、実際にどのような効果をもたらしているのでしょうか。今回はモテホルモンとも呼ばれるテストステロンの正体を考えてみましょう。
男性にとって大事なテストステロン
男性ホルモンといえば「テストステロン」と言われるほど、男性には欠かせない重要な要素・成分であり、男性ホルモンの大部分を占めています。
筋力・精力といった、男の魅力を上げてくれるこのテストステロンには、他にも嬉しい効果がたくさんあります。
テストステロンの効果
テストステロンの主な効果は、日常生活の補助的なものです。男性にはかかせないホルモンですが、具体的にはどのような作用があるのでしょうか?
男らしい筋肉・骨・体のラインを作る
テストステロンは男性ホルモンだけではなく、「成長ホルモン」とも呼ばれています。
主に寝ている間に分泌量が高まり、筋肉を大きく・骨を太くといった、男らしくたくましい体のライン作りをしてくれます。
活力・性欲を高める
テストステロンの分泌量が多い人は、決断力・行動力が高く、「自分の意見をハッキリと伝えることが出来る」と言われています。
テストステロンによって筋肉にハリができ、血管も若返ることで脳や精神が元気になり、活力が湧くのです。
また、テストステロンは主に精巣で作られ、男の性欲に対し大いに関係してくるということでもあります。
性欲が湧いてくるのも、勃起が出来るのも、このテストステロンのおかげというわけなのです。
通常は年齢を重ねてくると分泌量が減少しがちになるのですうが、テストステロンの分泌量を減らさないように工夫をすると、年齢を重ねても性欲・精力・勃起力共に元気な人がたくさん見られます。
ドーパミンを生み出す
生きる力である活力を生み出してくれるテストステロンは、精神力の支えにもなっています。
精神的な活力が湧いてくるのは、ポジティブな感情である幸福感の素「ドーパミン」を生み出す力があるためです。
コレステロールを溜まりにくくする
テストステロンの分泌量が多い人は、生活習慣病にかかりにくいとされています。
それはなぜかというと、テストステロンの働きによってコレステロール等の不純物が体に蓄積されにくくなるから。
また、一酸化炭素を生み出す力もあり、血管や臓器といった場所に働きかけ、コレステロールを溜まりにくくする効果もあります。
女性にモテる
モテる男というと、パッと想像できるのは男らしく女性を引っ張っていく力がある人。
テストステロンによって、やる気があって活力に満ち溢れ、骨格や筋肉がしっかりとしていて性欲や精力も強いと、女性からの好感も抜群に得られやすいのです。
逆を言えば、自分磨きをし、気配りも出来て、色気があり、輝きのある女性に魅力を感じる傾向があるように、やはり男らしい方が女性にとって魅力が高いということです。
テストステロンが多いと薄毛になる?
テストステロンが多いと薄毛になる確率は高くなると言われています。
しかし、テストステロンが直接薄毛に関係している訳ではありません。
テストステロンが変化してジヒドロテストステロンになるのがそもそもの薄毛の原因になります。
そして、このジヒドロテストステロンは、髪の毛が生える時に必要な細胞分裂の邪魔をしてしまうのです。
そうなると、髪は成長せず弱くなっていき、細く抜けやすい髪質になっていってしまいます。
男である以上テストステロンは必要不可欠なのだが、テストステロンが多いがためにジヒドロテストステロンが増えてしまうということも十分ありえるのです。
そのため、ジヒドロテストステロンが男性の薄毛の原因としてダントツ1位で君臨しているのです。
テストステロン不足が引き起こす不調
テストステロンが不足してくると様々な不調が出てきます。
うつ
テストステロンの効果のひとつに、活力や精神力の源になるというのがあるのですが、テストステロンが減ってくると、もちろん活力や精神力が低下してきます。
その結果、行動力や決断力も失われ、ネガティブになりやすく、意欲がどんどん低下していくため、うつになりやすいと考えられています。
集中力・記憶力の低下
脳の働きが良ければ、脳の使う領域も増えるために、集中力や記憶力が上昇します。
しかし、テストステロンが減ると脳の働きを促進・活性化しなくなるため、集中力・記憶力が低下しやすくなります。
勃起不全(ED)
勃起をするには、血流の流れを陰茎に通し「一酸化窒素」によって血管を拡張して陰茎を膨張させる必要があります。
この「一酸化窒素」を供給させるためには、テストステロンが必要不可欠。
テストステロンが一酸化窒素の分泌を促進してくれるため、テストステロン不足になると一酸化窒素も同時に不足してしまい、勃起不全の症状が出るのです。
メタボリックシンドローム
テストステロンが減少すると、様々な要因からメタボになりやすくなってしまいます。
テストステロンが活力の源となっているということは、運動をしようとするエネルギーにも関わってくるということ。
減少すれば、動くことがめんどくさくなってしまうでしょう。
さらに、コレステロールなどの不純物を溜まりにくくしてくれる作用もあることから、テストステロンの減少はメタボになりやすいということが言えます。
男性更年期
更年期障害と聞くと女性の更年期を想像してしまうが、男性の更年期も新たな生活習慣病として注目されつつあります。
テストステロンは、精神力や活力をつかさどるミトコンドリアを健康的に保つ役割があり、判断力・記憶力が持続するのもテストステロンのお陰なのですが、テストステロンが減少すると活力などが湧いてこなくなり、元気がなくなってきます。
さらに、筋肉が落ちたりコレステロールが溜まり内臓脂肪が増え、体の機能低下すら招きかねません。
こういった男性の不調を男性更年期を呼ぶようになってきています。
男性ホルモンであるテストステロンの減少が年齢を重ねることにも原因があることから、男性更年期は免れないかもしれません。
テストステロンを増やすには
男にとってテストステロンがとても重要なのですが、テストステロンを増やすための改善策などはどのようなものがあるのかを見てみましょう。
ストイックな筋トレ
全身を使った筋トレを全力でやることでテストステロンが分泌されやすくなります。
筋トレをする時は短い時間で継続することが望ましく、長時間ダラダラと筋トレをするのは、逆にテストステロンの減少を招くことになります。
そして、筋トレによってテストステロンが増えれば活力が湧きだすので、より活動的になり好循環が生まれるのです。
質の高い睡眠をとる
男性ホルモンや成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。
とくに22時~2時の間に多く分泌されるため、少しでも早くこの時間に眠りについておきたいものです。
理想の睡眠時間は7時間で、寝る前にストレッチをすることで眠りにつきやすくなります。
そして、明るすぎず暗すぎず、月明りよりも少し暗い程度の間接照明をつけることで質の良い睡眠をとりやすくなります。
ビタミンD・亜鉛・良質なたんぱく質
テストステロンの分泌を促す為に、ビタミンDと亜鉛を摂取するのもおすすめです。
ビタミンDには精巣の働きを促進し、亜鉛には体調を管理してテストステロンの分泌量を増量する効果があります。
さらに、たんぱく質には筋肉を増やす効果が期待できるため、よりテストステロンを分泌しやすい体質作りが可能になります。
過度な自慰は控える
ムラムラしたからといって、その都度自慰行為で発散するよりも、なるべく我慢して溜まった性欲を爆発させるほうが、テストステロンは分泌されやすくなります。
パートナー探しを怠らない
魅力的な女性に対し積極的にアプローチすることで、テストステロンが分泌されやすくなります。
また、意識的に自分磨きもするようになれば男としての魅力も上がっていくでしょう。
過度な飲酒は避ける
寝酒は眠りが浅くなりやすく、睡眠中のホルモン分泌が活発にならない可能性があります。
しかし、適量であればストレス発散に繋がるので飲みすぎない程度にすることがポイント。
ホルモン注射もできるが副作用に注意
テストステロンを増やす目的で男性ホルモンを増やす注射は可能ですが、副作用も多いため注意が必要です。
治療を受ける際はしっかりと医師の話を聞くようにしましょう。
