肌荒れしないヒゲ剃りテクニック!シェービングの基本とは?

ヒゲ剃りをするたびに、肌が赤くなったりヒリヒリしたりと、いわゆる「カミソリ負け」で悩んでいる人も少なくありません。
もしかすると、シェービングの方法が間違っているのかもしれませんよ。
ヒゲ剃りは男の身だしなみ!正しいシェービングのやり方を覚えましょう。
Contents
乾燥はヒゲ剃りの大敵!
髭剃りと保湿はとても密接な関係にあるのです。
なぜなら、肌を潤してなめらかにすると、ヒゲが剃りやすくなるから!
髭剃りは肌のうえのカミソリをいかにスムーズに滑らすかが大事なポイント。
細かい凹凸や皮脂があると抵抗が大きくなってしまい、肌荒れの原因になることがあります。
つまり、カミソリ負けによる肌荒れの原因の多くは肌の乾燥にあるとも考えられるのです。
男が保湿なんてっ!と思っている人がいるかもしれませんが、”カミソリ負け”のためと思えば心の抵抗も薄れるはず。
男は肌の乾燥に対して無頓着なところがありますが、保湿をしていないとカミソリが上手く滑らすに、キレイにヒゲを剃れないのです。
保湿で肌の乾燥を防ぎ、肌のなめらかさを保ったうえで、快適な髭剃りをしましょう。
T字カミソリでの正しいシェービング
T字カミソリを使う時のコツは、剃る前にヒゲをやわらかくすること!
剃り終わったらシェービング剤をしっかり洗い流すこと。その後は必ず化粧水と乳液やクリームで保湿することも忘れずに。
1、きちんと洗顔し、ヒゲに水分を含ませる
乾いたヒゲは銅線と同じくらいの硬さがあると言われています。しかし、水分を含ませだけで、40%ほど太くやわらかくなるのです。
2、シェービング剤をまんべんなく塗る
まずは剃りたい部分にシェービング剤をしっかりと塗ること。ケチらずにたっぷり塗りましょう。
3、ヒゲの目に沿って剃り始める
基本はヒゲの目に沿って順剃りしましょう。カミソリをなめらかに沿わせ、けっして強く押し付けないように。
4、逆剃りでは半分のストロークで
今度は再度シェービング剤をつけて逆剃り。ストロークは順剃り時の半分に抑えて肌への負担を減らしましょう。
5、しっかりと洗い流して、きちんと保湿をする
剃り終わったらシェービング剤をしっかり洗い流すこと。その後は必ず化粧水と乳液やクリームで保湿することも忘れずに。
また、古いカミソリを使用していると、肌荒れの原因になることもあります。
雑菌も繁殖しやすいので、2週間に1回を目安に定期的に新しいカミソリ刃に替えるようにしましょう。
肌が乾いた状態で剃るのが電気シェーバーの基本
電気シェーバーは肌が乾いた状態で使うのが効率的。
電気シェーバーには外刃と内刃があって、外刃でヒゲを引っかけてから内刃で切る構造。
ある意味、ハサミと似ていて、濡れた紙をハサミで切るのは大変ですが、乾いた紙なら切りやすいですよね。
ただし、いきなり電気シェーバーを乾いた肌でこすると肌荒れの原因になることも。
正しい手順としては、まずは潤滑剤となるプレシェーブ剤を塗ることです!
塗った後は少し待って、肌が乾いてプレシェーブ剤がなじんだらヒゲ剃りを始めましょう。
また、電気シェーバーはT字カミソリと違い、いきなり逆剃りから始めても大丈夫です。
ヒゲは長い方が外刃に引っ掛かりやすく、短いと引っ掛かりにくい。順剃りでヒゲを短くしてからだと、深く剃るためにシェーバーを押し付けてしまい、肌荒れになることもあるからです。
肌が動いて剃りづらい時は、シェーバーを持っていないほうの手で反対に軽く引っぱる。こうすることでグッと剃りやすくなります。
電気シェーバーでの正しいシェービング
T字カミソリと電気シェーバーでは、ヒゲの剃り方がまるで異なります。
電気シェーバーの性能を十分に引き出すためにも、正しい使い方を覚えておきましょう。
1、プレシェーブ剤で肌を整える
まずは、プレシェーブ剤を塗る。これが乾いて肌になじんできたらシェービングを開始すること。
2、いきなり逆剃りで剃っていく
電気シェーバーはいきなり逆剃りでOK。このとき肌を引き上げると剃りやすくなります。
3、あごの下のヒゲも丁寧に剃る
あごの周辺はヒゲの生え方が一定ではないので、さまざまな角度からシェーバーを当てていくことがポイント。
4、シェービングのあとに洗顔をする
ここで洗顔!ヒゲ剃り後は、どうしても肌が傷んでしまうので、優しく洗う方がよいでしょう。
5、最後に保湿をして、肌に潤いを与える
洗顔を終えたら、必ず保湿することを忘れずに。肌に潤いをしっかりと馴染ませましょう。
なお、シェーバーは使い終わったら、しっかりと洗浄するようにしましょう。
自分で掃除するのが面倒な人は、洗浄機が付いているものがおすすめです。
シェービング剤の選び方
シェーバーに多くの種類があるように、シェービング剤にも様々なものがあります。
肌質やヒゲの量などを考慮して、自分に合ったシェービング剤を見つけて下さいね。
1、肌の弱い人
肌が強くない人には、欧米で人気のオイルタイプのシェービング剤がおすすめ!ただし、目詰まりしやすいので注意しましょう。なお、電気シェーバー派にはパウダーが入ったものを選びましょう。
2、しっかりと剃りたい人
泡が垂れることなく肌にとどまってくれるフォームやクリームタイプは、じっくりと剃るのに向いています。もっとも多くの人に親しまれているタイプです。
3、ヒゲを残したい
ヒゲを伸ばしている人はジェルタイプがおすすめ。視認性が高いので、ヒゲを残す部分と残さない部分の境目をきっちり剃ることができます。
T字カミソリと電気シェーバー、選ぶならどっち?
T字カミソリと電気シェーバー…どちらを使ったらいいのか迷っている人もいるのでは?
まず、深剃りならT字カミソリに軍配が上がりますね。ただし、肌へのやさしさなら電気シェーバーです。
しかも、ヒゲの量や生え方、生活習慣によってその条件は異なり、結果も変わってきます。
詰まるところ、おすすめは両刀使いです!
たとえば、大事な会議の前など、剃り残しを避けたいのであればT字カミソリで念入りに、肌を休めたいなら電気シェーバーでサっと…実は、このような二刀流が最も効率的なのです。
例えば、月曜の朝はT字カミソリで丁寧に剃り、火~木曜は電気シェーバーで肌を労りながら、金曜にもう一度、T字カミソリでシャキッと剃る。土日はヒゲ剃りを休んで肌休め…こんなローテーションを自分なりに組んでみることをおすすめします。
また、ヒゲを剃るタイミングですが、朝でも夜でも構わないのですが、起床後すぐはNG!
なぜなら、起床後すぐは顔がむくんでいて、ヒゲも肌に埋もれてしまっているのです。
最低でも起床後は15~20分後の、顔がスッキリしたタイミングで剃るのがベストなのです。
まとめ
最近、ニューヨークではヒゲの生えない男性が、わざわざ植毛をしてファッションを楽しむのが流行しています。
ところが、日本ではヒゲを安易に脱毛する人が多いのです。
ヒゲは男のメイクであり、年を重ねるとヒゲは自分の長所を伸ばし、コンプレックスを隠してくれるステータスにもなるのです。
男にとってヒゲは一生つきあう大切な相棒。愛情をもって、しっかりとケアをしたいものです。
また、ヒゲ剃りには欠かせない洗顔や保湿には以下のスキンケア用品がおすすめ!
ぜひ、参考にしてくださいね!