筋トレは食事が重要というけれど…?アスリートの偏食っぷりがハンパない件

筋トレにおいて食事の重要性を語る筋トレ愛好家はたくさんいます。
筋トレと休養、そして食事のバランスで言えば…筋トレ:1、休養:1、食事:8 といったところでしょうか?
ですが、本当にそうなのでしょうか?
今回は筋トレと食事の関係について、これまでの常識に対して疑問を投げかけてみたいと思います。
食事が一番重要って本当?
筋トレにおいて食事が一番重要と考えている人ほど、ですが、もしかすると一般常識に囚われ過ぎている可能性があります。
それを証明するのが、日本を代表するトップアスリートの食事方法。
食べる量がハンパないとかいうことではなく、とにかく偏食ぶりが凄いのです。
有名なところでは、ブラックサンダーが大好きな体操の内村航平選手、朝カレーで野菜嫌いのイチロー、主食はスナック菓子と噂のあるサッカー元日本代表の中田英寿選手…などなど。
筋トレには食事が重要と考えている人にとっては、間違いなく常識ハズレの食事をしています。
あるいは、トップアスリートは特別なカラダの構造をしているのでしょうか?
こうした現状を知れば知るほど、筋トレと食事の関係に疑問を感じるようになってしまうのです。
内村航平選手の食事方法
体操日本代表の内村選手の筋肉を見たこともある人も多いと思います。
まるでボディビルダーのようなカラダをしていますね。
どんなトレーニングをしているのが気になる人も多いと思いますが、さぞかし食事にも気を使っているだろうと思うのが普通です。
しかし、内村選手は…
「とにかく好きなものしか食べない」
という超偏食家なのです。
無類のお菓子好きで、チョコレートのブラックサンダーが大好きという話は超有名です。
食事はほとんどお米と肉ばかりで野菜は大嫌い、栄養バランスなんてものは一切無視!
しかも、それだけではありません。なんと、筋トレが大嫌いで、おまけにタバコも吸っているのです。
あるインタビューでは…
「食事はそんなに関係ないと思う。筋肉は気合でつけるもの」
とまで語っていたとか、、、もう言葉を失いそうです。
筋トレで本当に重要なのは…
さて、筋トレにおいて食事が一番重要だと語る筋トレ愛好家は、内村航平選手の食事方法について、どのような説明するのでしょうか?
筋トレにはブラックサンダーが最高!とでも言うのでしょうか?…なわけないですよね!
つまり、筋トレで食事はさほど重要ではないのかもしれません。
バランスで言えば、筋トレ:8、休養:1、食事:1
やはり、筋トレのやり方が一番重要だと思えてきます。
筆者は、かつて師匠と仰ぐトレーナーから、ベンチプレスのフォームを矯正してもらったことがあります。手首の角度、肩の位置など、かなり細かいところまで矯正しました。
それまでベンチプレスは何とか100kgは上げられたのですが、矯正後は、たったの60kgでも2日間の激しい筋肉痛が起こるようになりました。もちろん、矯正したフォームで100kgなんて上がるはずもありません。
この時ほど「どれだけ今まで間違ったフォームで筋トレをしていたんだ!」と思ったことはありませんでした。筋トレは負荷も大切ですが、やはり基本はフォームが一番大切なんだと思っています。
食事も大切ですが、それ以上に大切なのが筋トレそのものなのかもしれませんね。
まとめ
今回は筋トレの常識に疑問を投げかけてみましたが、世の中の筋トレ理論をすべて否定するつもりはありません。
ただ、テレビや雑誌に書かれていることが、すべて本当だとは限らないということ。
一般常識に惑わされず、自分のカラダと会話をしながら、日々のトレーニングを進めていきたいものですね。行き詰った時こそ、まずは基本を見直してみてはどうでしょうか?
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