早漏の原因には2種類あった!アナタの原因はどれ?

早漏の原因は、大きく分けると肉体的な原因と精神的な原因に分類されます。
人には言えない早漏の悩みは、女性に自信が持てなくなることやコンプレックスとなり、男性にとって無視できない問題ですよね。
ここでは、早漏になる原因についてまとめてみました。
Contents
早漏の肉体的原因
早漏とは、性行為の最中に自分の意志とは違って、早期に射精をしてしまうことを言います。自分で射精のタイミングをコントロールできなくなる早漏は、なぜ起こってしまうのでしょうか。
考えられる肉体的な原因には、次のようなものがあります。
包茎
早漏の原因の一つには、包茎があります。包茎とは、成人のペニスの先である亀頭が、皮で包まれた状態のことであり、原因別に仮性包茎、真性包茎、カントン包茎、埋没包茎の4タイプに分かれます。
包茎の人が全て早漏になるわけではありませんが、包茎のペニスは通常の状態が皮に包まれていることから、薄くてデリケートです。
そのため、女性器に挿入したときに、刺激を強く感じて早漏になりやすいと考えられます。
過敏性早漏
早漏の中でももっとも多いといわれているのが、過敏性早漏です。過敏性早漏は、SEXの経験不足やペニスが刺激に敏感などの原因で、わずかな性的な刺激に反応して射精をしてしまいます。
敏感性早漏は、10~20代の若い年代に多く見られる特徴があります。
衰弱性早漏
若いころは大丈夫だったのに、早漏になってきたと感じる場合は、加齢による衰えが原因の衰弱性早漏の可能性があります。射精までの時間は個人差がありますが、通常は加齢とともに体力や精力が低下して、射精までに時間がかかるようになりやすいようです。
しかし、衰弱性早漏の場合は、主に射精管閉鎖筋と呼ばれる、射精をコントロールする筋肉の力が低下することで、早漏になると考えられます。
早漏の精神的原因
ここまでは、肉体的な原因で引き起こされる早漏のタイプをご紹介してきましたが、早漏は、精神的な原因で引き起こされることもあります。
精神的な原因で起こる早漏のタイプは、次のようなものがあります。
心因性早漏
心因性早漏は、若い男性に多く見られる早漏のタイプです。心因性早漏の詳しい原因は、性行為になれていなことや、SEXへのトラウマ、コンプレックス、不安などの感情をきっかけに、過度に性的な興奮を感じて短時間で射精に至ってしまいます。
また、心因性早漏は日常的にストレスを溜めやすい人が、自律神経のバランスを乱して引き起こすことも考えられます。
オナニー慣れ
早漏の原因には、オナニーのやり方が影響していることもあります。実家暮らしの人や短時間でオナニーをする習慣がある人は、早くイクことを目的とした間違ったオナニーがクセになり、性行為のときでも脳が無意識に短時間で射精を行うよう働きかけ、早漏になりやすいのです。
肉体的な早漏の改善策
早漏は、性的な刺激にペニスが敏感であることや、加齢による筋力の低下など、肉体的な原因で起こることがわかりました。
ここからは、肉体的な原因の早漏を改善する、具体的な方法を見てみましょう。
早漏防止スプレーなどのグッズ
早漏の対策には早漏防止スプレーなどのグッズを使用する方法があります。
早漏防止スプレーとは、性行為の前にペニスへ塗ることで、スプレーに含まれる成分による、かすかな麻酔効果がペニスの感度に作用し、挿入後の直接的な刺激を受けても、自らのタイミングで射精がコントロールできるように働きかけるグッズです。
オナニーの見直し
早漏の改善には、オナニーの方法を見直してみることも大切です。オナニーを早く済まそうとする習慣がある人は、時間をかけて射精を行うことや、スクイーズ法をとり入れる方法もあります。
スクイーズ法とは、オナニーで射精をしそうになった寸前に、ペニスのカリのつけ根を、指で4秒ほど圧迫することを繰り返すことで、射精のタイミングをコントロールするトレーニング法です。スクイーズ法に即効性はありませんが、繰り返していくことで早漏が改善する効果が期待できます。
精神的な早漏の改善策
早漏は不安やプレッシャーなど、精神的な原因で引き起こされることもあります。心の問題を解決して早漏を改善するためには、以下のような方法があります。
焦らずリラックスを心掛ける
若い年代に多く見られる心因性早漏は、性行為に対する緊張状態が強いことから、早漏になりがちです。早漏を防ぐためには、焦らずリラックスをした状態で射精を行うように心がけるとともに、日頃からストレスを溜めないように、気持ちに余裕をもつようにしましょう。また、巷にあふれる性の情報に惑わされないことも重要なポイントです。
明確なトラウマがある場合は受診も検討する
明確なトラウマなど、早漏の原因に思いあたるものがあれば、精神科や心療内科など専門家による治療を検討することも改善法の一つです。カウンセリングや薬を使用して、心の悩みを解消することが早漏の改善につながります。
セロトニンを増やして早漏改善
早漏は、日常生活を見直すことが改善に導くこともあります。次は、身近なことから始められる早漏の改善法をご紹介します。
セロトニンを増やす生活習慣
早漏は、神経伝達物質の一つである、セロトニンの量が増えると改善するといわれています。セロトニンは、精神の安定に深く関わっており、セロトニンの分泌量が増えると、自律神経の副交感神経が優位に働くようになり、脳の興奮を抑えて射精のタイミングをコントロールできるといわれます。
セロトニンの量を増やすためには、生活のリズムを整えて、午前中に20分ほど太陽光を浴びる習慣を持つようにしましょう。
トリプトファンを摂取する
早漏の改善に働くセロトニンは、必須アミノ酸の一つであるトリプトファンを材料に生成されます。そのため、トリプトファンを食事で摂取することは、セロトニンの分泌量を増やすために重要です。
トリプトファンが含まれる、乳製品、大豆製品、ナッツ類などは積極的に摂りましょう。
早漏の原因を知って対策しよう!
今回は、早漏になる原因についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。早漏は肉体的な要因や精神的な悩みなど、さまざまな原因で引き起こす可能性があります。
早漏を改善するためには、まず原因を知ることが重要です。原因が思いあたらず、深刻に悩んでいる場合は、泌尿器科を受診して検査と治療を受けることをおすすめします。
