シットアップvsクランチ!腹筋を鍛えるにはどっちがいい?

腹筋種目にもいろいろなメニューがありますが、
最もポピュラーな種目といえば、
シットアップとクランチではないでしょうか?
では、腹筋に確実に効かせるのは、
どちらの種目の方が良いのでしょうか?
今回は腹筋を鍛えるためのポイントをご紹介したいと思います。
腹筋を伸縮させるということ
まずトレーニングを始める前に、
腹筋を伸縮させるイメージをしっかりと持ちましょう。
狙う部位は、ずばり腹直筋です!
腹直筋はお腹の前面にある筋肉で、
胸の下から股関節までつながっています。
お腹にギューと力を入れて、
腹筋を硬くすると、
胸と股関節が近づき、
自然と背中が丸くなりますね。
この状態が腹直筋が収縮している状態。
反対に腹直筋が伸びた状態は、
息を大きく吸って、
胸を開きながらお腹を引っ込めたときです。
この腹直筋の伸縮するイメージに合った腹筋種目が、
腹筋を鍛える最適なメニューということです。
シットアップとクランチの違い
シットアップとクランチはの違いをざっくりいうと、
仰向けに寝た状態から上半身を起こす運動がシットアップで、
膝をたて仰向けに寝た状態から上半身を丸める運動がクランチです。
2つの腹筋運動はとても似ていますが、
腹直筋の伸縮イメージに近い種目はどちらかと考えると、
やはりクランチということになります。
シットアップは股関節を支点に上半身を起こすため、
腰から太ももの内側の筋肉を使います。
そのため、腹直筋を使う前に、腰に負担が掛かってしまうのです。
腹直筋をターゲットにするなら、
クランチの方が優位ということになります。
クランチのやり方のですが、
まず、膝をたて仰向けに寝た状態で、
大きく息を息を吸って、腹直筋が伸びた状態にします。
この状態から、お腹にギュと力を入れて、
1~3秒ほど腹筋を固くします。
そうすると自然と両肩が持ち上がってきますね。
そして息を大きく吸って、再び腹直筋を伸ばします。
この反復運動を10回3セットを目安に行います。
ポイントは、どれだけ腹直筋を固くできるか!
それを意識しながらやるといいでしょう。
ダイエットも大切!
くっきりと割れたシックスパックを目指すなら、
腹筋トレーニングも大切ですが、
お腹の皮下脂肪を落とすことも大切です。
つまりダイエットです!
そもそもお腹の筋肉は初めから割れていますので、
お腹周りの皮下脂肪を落とすだけでも、
割れた腹筋が顔を出してきます。
あまり筋トレをしないという人でも、
痩せている人なら、腹筋は割れていますね。
また、ボディビルダーのなかには、
腹筋種目はほとんどやらない、という人もいます。
なぜなら高強度のトレーニングをすれば、
他の部位と一緒に腹筋や体幹が鍛えられるからです。
腹筋種目だけに捕らわれず
いろいろな角度から、
腹筋を鍛えていくことも大切なのです!
まとめ
今回は効果のある腹筋種目をご紹介しました。
クランチなら自宅でも簡単に行えますね。
また、クランチをやる時はスピードも意識した方が良いでしょう。
1回のセットは30~45秒以内に終わらせるようしましょう。
でれば週2回くらいを目安に行えば、
十分に腹筋に効かせることができます。
ぜひ、お試しください!!