朝食は重要って!?朝はウォーミングアップ食として考えよう!

朝食はしっかり食べなさい!そう親から教えられてきたという人も少なくないのではないでしょうか?
「お腹がすくと力が出ないし、頭も回らない…」そう思い込んでいる人がたくさんいますね。でも、それって間違った思い込みがなのかもしれません。
今回は朝食の必要性について真面目に考えてみましょう!
朝は内臓も眠っている?
健康のためには1日3食しっかり食べることが大切と言われています。しかし、海外も含め日本でも1700年代くらいまでは1日2食が普通だった時代があったのです。
今の1日3食という習慣は、ある有名が発明家が広めたということはご存知でしょうか?実は、その科学者というのが、あの「トーマス・エジソン」なんです。
エジソンは自らが発明した「トースター」を売るために、「朝食をしっかり食べれば、私のような天才になれますよ!」とマスコミを使って広く宣伝したのです。その結果、トースターは爆発的に普及し、1日3食が習慣化されたと言われているんです。
ですが、寝起きの時は内臓が、まだ活発に動いていない状態です。
そもそも、朝起きてすぐに100mダッシュなんて出来ませんよね。食欲もすぐには出てきませんね。目は覚めていても、カラダはまだ眠っているのです。
そんな状態のときに胃腸に負担がかかるような朝食はカラダに良いわけがありません。起きてすぐ食事をすると、お腹が痛くなってしまうという人も少なくありません。
そう考えると、朝食は本当に必要なのか?と疑問に感じてしまいますね。
アスリートは朝食を食べない
健康のために朝食は食べないという、1日2食というアスリートたちが少なくありません。口にするなら、プロティンやフルーツなどの軽いものだけという選手もいます。
その理由はいたってシンプルなもので、パフォーマンスが落ちてしまうからです。
「そんなので力が出るのか?」と考える人がいるかもしれません。知識のある人なら「血糖値が上がらずパフォーマンスが低下してしまう」と考える人もいるでしょう。
ですが、食べ物を消化する時は、内臓が活発に動き、たくさんのエネルギーが必要になります。
カラダが食べ物を完全に消化吸収し排泄するまで、平均で18時間かかるといわれています。この間、内臓はフル稼働しているのです。
また、消化のため胃腸にたくさんの血液が集まるので、脳にまわる血液が少なくなって、集中力も低下してしまいます。
つまり、朝食を摂ることで、内臓に負担がかかり、集中力が低下してしまうのです。
朝はウォーミングアップ食
厚生労働省の「平成21年 国民健康・栄養調査」によると、朝食をほとんど食べないという日本人男性は20歳代で21.0%、30歳代で21.4%だったそうです。
また、「朝食は摂らなくてもよい」または「朝食は摂るべきではない」と話す専門家たちも多く、最近では「朝食抜きダイエット」なども話題になっています。
ただし、朝はカラダの水分や栄養素などが欠乏している状態です。とくにカラダにとって重要な栄養素も不足してしまいます。
それがカラダの材料となる「タンパク質」です!
ゆえに、朝食はガッツリ食べる必要はありませんが、朝はウォーミングアップ食として考え、消化の良いタンパク質だけは摂りたいものです。
消化の良いタンパク質は何かというと、やはり「プロテイン」がおすすめです。これなら、内臓への負担も少なく、タンパク質不足を補うことができます。あとはビタミンなどをサプリメントで摂れば完璧です。
また、ごはんやパンといった糖質(ブドウ糖)を摂らないと頭が回らないという人がいるかもしれませんが、今ではケトン体(ざっくり言えば体脂肪)も脳のエネルギーに使われることが解っているので心配する必要はありません。
しかも、糖質を減らすことはダイエットにも最適ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?どうやら朝食はしっかり食べなくても大丈夫のようですね。
朝はウォーミングアップ食として、内臓への負担の少ないもの。そして、寝ている間に失われたタンパク質を補うためにプロテインなどがいいようです。