男を磨くバスタイム!!正しい入浴こそボディケアの基本

バスルームに入るやいなや、
熱めのシャワーで一気に体を温め、
ボディーソープを全身に塗りたくり、
ナイロンタオルでゴシゴシと洗う…
実はこれ、間違いだらけの体の洗い方。
今回は男を磨く正しいバスタイムの作法をご紹介します。
正しい入浴方法
- ソープを手に取る
ボディーソープを手に取ります。この時、液体状のままで体に塗りたくるのはNG。きちんと泡立てないと、汚れ落ちがかえって悪くなります。 - 泡立てる
手に取ったボディーソープをきちんと泡立てます。泡だて器やスポンジを利用してもOKですが、使うのはあくまで泡だけです。 - 体を優しくなでるように洗う
こんもりと泡が乗った手で、体を撫でるように洗っていきます。脇の下など臭いのでやすい場所は、念入りに洗っておきましょう。 - 体をすすぐ
体を洗い終えたら、次はすすぎです。暑すぎないシャワーで、体についた泡を流して行きます。これでさっぱりした体になります。
体を洗う時も、基本は洗顔と全く同じ。
大事なポイントはゴシゴシと力まかせに擦らないことです。
この時最も使ってはいけないのは、ナイロンの垢すりタオル。
これでこすれば赤がたくさん取れて、気持ち良さそうに思えますが、
乾燥の原因となり、さらに摩擦による刺激でメラニンが過剰に生成され色素沈着が起こることさえあるのです。
実際のところ、普段体を洗うときは、
タオルもスポンジも使用しなくても問題ありません。
ボディーソープや石鹸を泡立てた泡で体を撫でるように洗って、シャワーで流すだけ。
それだけで汚れが取れるの?と思われるかもしれないが、
実はちゃんと取れています。
どうしてもゴシゴシと強めにしたいなら、週に1度ボディー用のスクラブで体を洗う日を作ってみてはどうでしょうか?これぐらいの頻度で角質ケアは充分です。
スクラブでは週の初めからリフレッシュできるように日曜の夜などがお勧めです。
入浴の順番
まず、足などの汚れをシャワーできれいに洗い流して落とします。
その後から10分ほど浴槽につかります。すると毛穴が開いて汚れが浮いてきます。
湯船から出たらまずは髪を洗います。
あらかじめお湯で頭を濡らしておくと、頭皮が柔らかくなります。
髪の保湿をしつつ、体、顔の順で洗う。
各部位をきちんとすすいで、洗い残しがないことを確かめたら終了です。
- 浴室に入ったら、まずは足などの汚れを落とす。
- 頭をお湯で濡らした後に湯船につかって毛穴を開く
- 湯船から出たら、上記で柔らかくなった頭から洗う
- 頭を洗い、保湿してる間に体、顔の順に洗っていく
- 各部位を丁寧に出でタオルドライ
浴槽の蒸気を利用して、毛穴まできれいに洗うのが大切です。
また、入浴後の保湿も忘れずに行いましょう。
男の冷え対策
入浴後の”湯冷め”にも注意が必要です。
なぜなら、近年は男性の間でも冷え性の人が増えているからです。
いまや、冷え性は女性だけのものではないのです。
とくに注目すべきは、
冷え性が重症化した“冷えのぼせ”の人が急増しているのです。
人間の体の内部が冷えると、体温を維持しようとします。
体温が上がると、のぼせたような状態になるのですが、内臓は冷えたまま・・・これが”冷えのぼせ”です。
手足は冷たいのに、頭がボーッとしたり、頭痛がするのは”冷えのぼせ”かもしれません。
心当たりのある人は、
入浴の際はしっかり浴槽につかり、夏でも冷たい飲み物は控え、腹巻でお腹を温めるなどの対策が必要です。
【冷え性かな?と思ったら】
- 入浴中はシャワーだけで済ませず、ぬるま湯にじっくりつかる
- 夏場でも飲み物はアイスではなくホットをオーダー
- 冷えは万病の元。一向に改善されないなら受診も考えてください。
臭い人は社会問題?
清潔感と対極にあるのが臭い人。
ある意味、体臭も含めて個性と言えなくもありませんが、
やはり不快なニオイは確実に嫌われます。
あるアンケート調査では、
5割以上の男性が「自分の匂いが気になっている」と回答しているそうです。
また、3人に1人が「会社の同僚の臭いが気になっている」と言う結果もあります。
さらに驚くのが、大半の人が「臭いの指摘はできない」と回答していること。
関係を壊したくないと言うのが主な理由ですが、それだけ臭いはデリケートな問題なのです。
ということは、気づかないうちに自分も悪臭をまき散らしている可能性もあるわけです。
これこそ最悪のパターン!
気にしすぎて自己臭恐怖症と言うメンタルの病気になるのは困りますが無頓着なのはもっと危険です。
臭いの原因は汗と脂です。
毎日の入浴はもちろん、汗をかいた時は、こまめに拭き、
正しいスキンケアをしていれば臭いはある程度コントロールできます。
まとめ
入浴は浴槽につからずに、シャワ―だけで済ませている人も多いと思います。
しかし、シャワーだけでは毛穴に詰まった皮脂の汚れまでなかなか落ちません。
面倒でも、しっかりと浴槽につかり、
毛穴の汚れを落とすことが臭い対策にも効果的です。
また、浴槽にしっかりつかるだけで、カラダが芯から温まり、全身の血行も良くなって、1日の疲労回復にも効果的です。
さらに、リラックスした気分になり、入浴した後はぐっすりと眠ることができます。
面倒だからといってシャワーだけで済ませるより、
しっかりと入浴するように心がけましょう。